ツンデレ専務と恋人協定
５００万円の借金
翌日の日曜日。

昨日の専務の言葉を思い出し考えながらベッドの上でゴロゴロしていた。

専務に考えとけって言われたけど、私の答えたはもう決まっている。

契約はやめて、専務と恋愛がしたい。

それをどう伝えたらいいか考えていた。

そんな時に携帯がなり、電話に出た。


「もしもし」

『栞奈』

「お姉ちゃん？どうしたの？何かあった？」


電話はお姉ちゃんからで、名前を呼ばれただけだったけど泣いているような気がした。


『栞奈、どうしよう？』

「お姉ちゃん？何があったの？とりあえず、今すぐ行くから待ってて」


私はただ事じゃないと思い急いでお姉ちゃんの家に向かった。

こんなこと今まで一度だってなかったから、心配でどうにかなりそうだ。


「お姉ちゃんっ！！」


お姉ちゃんの家につくなり、お姉ちゃんに駆け寄った。


「栞奈」

「春樹さんは？」

「今、出かけてる」


電話のときは泣いているかもと思っていたけど、お姉ちゃんは泣いていなかった。


「何があったの？」


私は心配しすぎて早く何があったのか気になっていた。


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