ツンデレ専務と恋人協定
仕事が終わると、そのままお姉ちゃんの家にやってきた。
春樹さんは今日一日中、金策に出かけていてお店も閉めているらしい。
私はお姉ちゃんの家につくなり、お姉ちゃんに通帳を差し出した。
「栞奈、なにこれ?」
「全く足りないけど、全部使って」
お姉ちゃんは通帳を開いて金額を確認してる。
「気持ちは嬉しいけどこれは受けとれないよ。栞奈が頑張って働いて稼いだお金なのに。春樹だって受け取らないに決まってる」
「もし逆の立場でもお姉ちゃんもこうしたでしょ?だから遠慮せず使って。それと、春樹さんはお姉ちゃんが説得して」
春樹さんは優しいけど男気が溢れていて私のお金を受け取らないだろうとはわかっていた。
だけど、そんなことは言ってられないと思うし、何より私は春樹さんにも感謝してる。
お姉ちゃんがお昼の仕事と夜の仕事を掛け持ちして私を大学に行かせてくれていた時に、お姉ちゃんを支えてくれてたんだから。
それに姉妹ふたりで心細い時に春樹さんはいつもそばにいてくれた。
春樹さんは今日一日中、金策に出かけていてお店も閉めているらしい。
私はお姉ちゃんの家につくなり、お姉ちゃんに通帳を差し出した。
「栞奈、なにこれ?」
「全く足りないけど、全部使って」
お姉ちゃんは通帳を開いて金額を確認してる。
「気持ちは嬉しいけどこれは受けとれないよ。栞奈が頑張って働いて稼いだお金なのに。春樹だって受け取らないに決まってる」
「もし逆の立場でもお姉ちゃんもこうしたでしょ?だから遠慮せず使って。それと、春樹さんはお姉ちゃんが説得して」
春樹さんは優しいけど男気が溢れていて私のお金を受け取らないだろうとはわかっていた。
だけど、そんなことは言ってられないと思うし、何より私は春樹さんにも感謝してる。
お姉ちゃんがお昼の仕事と夜の仕事を掛け持ちして私を大学に行かせてくれていた時に、お姉ちゃんを支えてくれてたんだから。
それに姉妹ふたりで心細い時に春樹さんはいつもそばにいてくれた。