ツンデレ専務と恋人協定
同棲は先延ばしになったから、お姉ちゃんにまだ話さなくて大丈夫かなと思ってたんだけど…。
そうこう考えているうちに専務がやって来て私の横へと腰を下ろす。
「お疲れ様です」
「お前さ、いくら姉ちゃんの店でもひとりで来るなよ。変な男に声かけられたらどうするんだよ?」
「大丈夫ですよ。声なんかかけられないし」
「お前は自分の可愛さをわかってねぇからな」
え?今、初めて可愛いって言われた。
って言うか、男の人に初めて可愛いって言われたかも。
それがこんなにも嬉しいものなんだ。
「いらっしゃいませ」
専務と話していると、お姉ちゃんがおしぼりを持ってきた。
「いつも妹がお世話になって、すみません」
「いえいえ、こちらこそお世話になってます」
挨拶が終わると、お姉ちゃんは専務のビールを入れにいった。
「専務、ごめんなさい。お姉ちゃんには専務からお金を借りたこと話してないんです」
「そんな事はどうでもいい」
「お姉ちゃん、仕事を掛け持ちして私を大学まで出してくれたんです。だから専務に借りた500万は私が返さなきゃいけないんです」
「義理と人情だろ?」
専務にそう言われ頷くと、横から頭を撫でられた。
そうこう考えているうちに専務がやって来て私の横へと腰を下ろす。
「お疲れ様です」
「お前さ、いくら姉ちゃんの店でもひとりで来るなよ。変な男に声かけられたらどうするんだよ?」
「大丈夫ですよ。声なんかかけられないし」
「お前は自分の可愛さをわかってねぇからな」
え?今、初めて可愛いって言われた。
って言うか、男の人に初めて可愛いって言われたかも。
それがこんなにも嬉しいものなんだ。
「いらっしゃいませ」
専務と話していると、お姉ちゃんがおしぼりを持ってきた。
「いつも妹がお世話になって、すみません」
「いえいえ、こちらこそお世話になってます」
挨拶が終わると、お姉ちゃんは専務のビールを入れにいった。
「専務、ごめんなさい。お姉ちゃんには専務からお金を借りたこと話してないんです」
「そんな事はどうでもいい」
「お姉ちゃん、仕事を掛け持ちして私を大学まで出してくれたんです。だから専務に借りた500万は私が返さなきゃいけないんです」
「義理と人情だろ?」
専務にそう言われ頷くと、横から頭を撫でられた。