ツンデレ専務と恋人協定
偽装彼氏はモンスター
ヒカリで働きだして数日がたった。
私は社員食堂へお昼を食べに来ていた。
いつもはお弁当を作ってくるんだけど、今日は寝坊して作れなかった。
同僚もいないし、他の部署どころか秘書課の人とも接点がない私はひとりで食べていた。
「もしかして、栞奈?」
いきなり名前を呼ばれてお箸を持ったまま顔をあげた。
「え!?ヤマト?」
「やっぱり、栞奈だ。こんなとこで何してんの?」
ヤマトは私が短大の時に付き合っていた元カレだ。
「私はここで働いてて、ヤマトも?」
ヤマトを見ると首から社員証を下げていた。
どうやらヤマトもヒカリで働いているみたいだ。
「ああ、営業企画部にいるんだ。栞奈は?」
ヤマトは話しかけながら私の前の席へ腰を下ろす。
「私は一応秘書課」
「秘書課!?すごいね、花の部署じゃん」
「すごくないよ!専務の専属で何も仕事してないし」
仕事してないことが最近の私の悩みだ。
専務に仕事ないかと聞いてもゲームの相手をさせられるくらいで。
私は社員食堂へお昼を食べに来ていた。
いつもはお弁当を作ってくるんだけど、今日は寝坊して作れなかった。
同僚もいないし、他の部署どころか秘書課の人とも接点がない私はひとりで食べていた。
「もしかして、栞奈?」
いきなり名前を呼ばれてお箸を持ったまま顔をあげた。
「え!?ヤマト?」
「やっぱり、栞奈だ。こんなとこで何してんの?」
ヤマトは私が短大の時に付き合っていた元カレだ。
「私はここで働いてて、ヤマトも?」
ヤマトを見ると首から社員証を下げていた。
どうやらヤマトもヒカリで働いているみたいだ。
「ああ、営業企画部にいるんだ。栞奈は?」
ヤマトは話しかけながら私の前の席へ腰を下ろす。
「私は一応秘書課」
「秘書課!?すごいね、花の部署じゃん」
「すごくないよ!専務の専属で何も仕事してないし」
仕事してないことが最近の私の悩みだ。
専務に仕事ないかと聞いてもゲームの相手をさせられるくらいで。