ツンデレ専務と恋人協定
常務は常務で睨まれているのを全く気にせずにニコニコと私を見てきた。
「そう。じゃ自分も一緒に食事していいかな?」
常務の視線は完全に私に向けられているけど、私が勝手に返事できないよ。
「デートだ。邪魔すんじゃねぇ」
困っていると専務が乱暴な言葉でそう言い、今度は私を睨んできた。
「栞奈さん、いいかな?」
「え、はい」
専務の痛いほどの視線を感じていたけど、断るなんてできないよ。
あとで専務に怒られる覚悟をしておこう。
常務は椅子に座るとウェイターを呼んで、自分の分の料理を注文していた。
そしてワインもやってきて、微妙な空気の中3人で乾杯して飲みだした。
「あ、そうだ栞奈さん、おめでとう」
いきなり常務におめでとうなんて言われたけど、私には何のことかさっぱりわからず首をかしげる。
「コンペの二次審査通過したよ」
「え?本当ですか?」
コンペの二次審査の結果発表は週明けだったはずだけど、もう結果が出てるのかな。
常務の話が本当なら嬉しいけど。
「うん。俺、一次と二次の審査委員だから、信じてくれていいよ」
「そう。じゃ自分も一緒に食事していいかな?」
常務の視線は完全に私に向けられているけど、私が勝手に返事できないよ。
「デートだ。邪魔すんじゃねぇ」
困っていると専務が乱暴な言葉でそう言い、今度は私を睨んできた。
「栞奈さん、いいかな?」
「え、はい」
専務の痛いほどの視線を感じていたけど、断るなんてできないよ。
あとで専務に怒られる覚悟をしておこう。
常務は椅子に座るとウェイターを呼んで、自分の分の料理を注文していた。
そしてワインもやってきて、微妙な空気の中3人で乾杯して飲みだした。
「あ、そうだ栞奈さん、おめでとう」
いきなり常務におめでとうなんて言われたけど、私には何のことかさっぱりわからず首をかしげる。
「コンペの二次審査通過したよ」
「え?本当ですか?」
コンペの二次審査の結果発表は週明けだったはずだけど、もう結果が出てるのかな。
常務の話が本当なら嬉しいけど。
「うん。俺、一次と二次の審査委員だから、信じてくれていいよ」