ツンデレ専務と恋人協定
専務の悪い噂
週末があけ会社へ行くと、常務から聞かされていた通り私はコンペの二次審査に受かっていた。
だけど、一次審査の時みたいに喜ぶ私をからかう専務は今日はいない。
今朝から主任と一緒に中国へ出張にいってる。
だから、私は秘書課で雑務など仕事をして定時の時刻で会社をでた。
会社を出て駅までの道を歩いていると、知っている車が私の前に停まった。
「栞奈さん、今から帰るの?」
「はい」
前に停まったのは常務の車で、常務は車の窓をあけ私に話しかけてきた。
「よかったら、ご飯でもいかない?」
常務とふたりでご飯なんて行ったら、専務怒るだろうな。
「すみません、今日はちょっと」
私は予定なんてなかったけど、断った。
「じゃ、明日出勤したら俺のところへ来てくれる?大切な話があるから」
「大切な話ですか?」
「そう。じゃ、明日」
常務はそう言って車を出してしまった。
大切な話ってなんだろう?
会社で話すってことは仕事の話だろうけど、常務に仕事の話をされるなんて検討がつかない。
だけど、一次審査の時みたいに喜ぶ私をからかう専務は今日はいない。
今朝から主任と一緒に中国へ出張にいってる。
だから、私は秘書課で雑務など仕事をして定時の時刻で会社をでた。
会社を出て駅までの道を歩いていると、知っている車が私の前に停まった。
「栞奈さん、今から帰るの?」
「はい」
前に停まったのは常務の車で、常務は車の窓をあけ私に話しかけてきた。
「よかったら、ご飯でもいかない?」
常務とふたりでご飯なんて行ったら、専務怒るだろうな。
「すみません、今日はちょっと」
私は予定なんてなかったけど、断った。
「じゃ、明日出勤したら俺のところへ来てくれる?大切な話があるから」
「大切な話ですか?」
「そう。じゃ、明日」
常務はそう言って車を出してしまった。
大切な話ってなんだろう?
会社で話すってことは仕事の話だろうけど、常務に仕事の話をされるなんて検討がつかない。