ツンデレ専務と恋人協定
翌朝、私は常務が出勤したことを確認して45階の常務の部屋へと行った。
「常務、おはようございます」
「ああ、おはよう。そこ座って」
常務にそう言われ、私はソファーに座った。
「珈琲でいいかな?今持ってこさせるね」
常務は内線で自分の分と私の珈琲を持ってくるように秘書に頼んだ。
「あの、大切な話ってなんですか?」
昨日も言われてから何の話だろうってずっと気になっていた。
だけど、本当に何の話なのか思い当たらなかった。
「それよりコンペの二次審査、本当におめでとう。自分だけじゃなく他の審査委員からも評価が高かったよ」
「本当ですか?ありがとうございます」
コンペの経験なんてなかったからすごく不安だったけど、そう言ってもらえて本当に嬉しい。
「そこで栞奈さん、俺の専属秘書にならない?」
「え?」
「李人と本当に付き合ってるの?」
まさか、常務は何か気づいてしまったのだろうか。
私と専務が本当の恋人同士じゃないって勘づかれたのかな。
「常務、おはようございます」
「ああ、おはよう。そこ座って」
常務にそう言われ、私はソファーに座った。
「珈琲でいいかな?今持ってこさせるね」
常務は内線で自分の分と私の珈琲を持ってくるように秘書に頼んだ。
「あの、大切な話ってなんですか?」
昨日も言われてから何の話だろうってずっと気になっていた。
だけど、本当に何の話なのか思い当たらなかった。
「それよりコンペの二次審査、本当におめでとう。自分だけじゃなく他の審査委員からも評価が高かったよ」
「本当ですか?ありがとうございます」
コンペの経験なんてなかったからすごく不安だったけど、そう言ってもらえて本当に嬉しい。
「そこで栞奈さん、俺の専属秘書にならない?」
「え?」
「李人と本当に付き合ってるの?」
まさか、常務は何か気づいてしまったのだろうか。
私と専務が本当の恋人同士じゃないって勘づかれたのかな。