ツンデレ専務と恋人協定
最終審査の日から1週間がたち、私は優勝することはできなかった。
「残念だったな」
「はい!でも最終審査まで残れただけでもすごく嬉しいです」
負け惜しみでも何でもなく私の心からの本心だった。
「そうか。じゃ、今日はお前を慰めるために姉ちゃんの店でも連れていってやろうかと思ったんだけど、落ち込んでそうにねぇし無しだな」
「え?」
久しぶりにお姉ちゃんに会いたかったのに。
まあ、ひとりで行けばいいんだろうけど。
「冗談だよ!連れていってやるから、早く仕事片付けろよな」
「はい!」
私は嬉しくてモチベーションも上がり、残っていた仕事を一気に片付けた。
そして、専務も仕事が片付きふたりで会社を出て、お姉ちゃんのお店へとやってきた。
「お姉ちゃん!久しぶり」
「栞奈!」
お姉ちゃんは私と一緒にやってきた専務に気付き頭を下げた。
「専務とふたりなんだけど空いてる?」
「今カウンターしか空いてないのよ」
私と専務はカウンター席に座り、お姉ちゃんは専務におしぼりを渡しながら挨拶をしていた。
「残念だったな」
「はい!でも最終審査まで残れただけでもすごく嬉しいです」
負け惜しみでも何でもなく私の心からの本心だった。
「そうか。じゃ、今日はお前を慰めるために姉ちゃんの店でも連れていってやろうかと思ったんだけど、落ち込んでそうにねぇし無しだな」
「え?」
久しぶりにお姉ちゃんに会いたかったのに。
まあ、ひとりで行けばいいんだろうけど。
「冗談だよ!連れていってやるから、早く仕事片付けろよな」
「はい!」
私は嬉しくてモチベーションも上がり、残っていた仕事を一気に片付けた。
そして、専務も仕事が片付きふたりで会社を出て、お姉ちゃんのお店へとやってきた。
「お姉ちゃん!久しぶり」
「栞奈!」
お姉ちゃんは私と一緒にやってきた専務に気付き頭を下げた。
「専務とふたりなんだけど空いてる?」
「今カウンターしか空いてないのよ」
私と専務はカウンター席に座り、お姉ちゃんは専務におしぼりを渡しながら挨拶をしていた。