夢幻泡影

藤「かわいいーー！！」

斉「いいな。」

近「うん。うん。」

山「わいが髪の毛結ったらまだええで！」

原「おー！やっぱり女だな！」

永「な！言っただろ！可愛いって！」

武・松 も威張る

沖「ふーん。可愛いね。」

山「僕の妹になりませんか？」

井「いや、僕の妹に！」




土「うるせぇ！！一斉にしゃべんな！！」



帰ってきた瑛の着物姿を見る為に幹部が一斉に囲む
瑛は、まったくついていけず土方の手を握り締めていた

土「ほら見ろ！怯えてんじやねぇか！！」


繋いだ手を持ち上げる



！！！！！！！



〝土方さんが手を繋いでる！！！〟



皆、色々驚いた



近「すまなかったね。」

瑛の目線にしゃがみ優しく言った




『父上……』




瑛には、近藤と父が重なって見えた



土方の手を離して近藤に抱きつく



！！！！！！！



近藤が抱きしめ返すと、そのまま意識を失う

「あら！おい！歳！どうしたらいい！」


周りにいた幹部も慌てる


「寝かせりゃいいだろ。」


「あっ！そうか。」


〝新選組にとってコイツは宝物だな〟





土方が苦笑いした