夢幻泡影


「ぶっー!!!」

土方がお茶を吹き出した!!

「土方さん、食事中ですよ!」

沖田が言うが土方が
立ち上がり、近藤と瑛のところへいく


「ほんとかよ!!!」


皆がわからないと首を傾げる

指を曲げられた近藤も


「なんだ?歳?どうした!?」


土方だけが、理解した


「お前…二十歳なのか?」

瑛が頷く


「「「「えええええええええええ」」」」


正確には、年が明けたら二十歳

指で表せないからそうした

瑛は山南の〝子供〟と言う発言に反応したのだ



「あははははは!!
幹部さん、この子を子供や、思ってたん?料理も裁縫もできるし、胸かてあるやん!背は小さいけど?」


「お千!! わかってたのか!!」


「皆もわかってると思ってたんよ!」







近「そうか!!来年は二十一歳かい?」


横に振る


近「来年、二十歳だね!ん?斉藤と平助と同じかな?」

藤「うん!!」

斉「そうです」


近藤が瑛の頭を撫でていると

瑛は近藤の着物をキュッと摘まんだ

近藤が


「二十歳でも、甘えていいんだよ!」


優しく言った







『父上……』
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