夢幻泡影
結局、店から人手不足に面倒事が増えてとブツブツ言われたので
裏方の手伝いに瑛が行くことになった
皆がダメ!と反対したが
「武術の心得があります。平気です!
あたしも、役に立ちたい!!
山崎さん、見たいし!!」
「山崎を見たいだけだろ…はあ。」
土方がため息をつく
「連絡役に永倉と斉藤にも行って貰うから…何かあったら、すぐに言え。」
「はい!」
「… 瑛。お前…その…忍の類か?」
過去に触れることは初めて、土方がボソボソ聞く
首を傾げ
「んー違うかな…?」
質問を質問で返され、なんとなくそれ以上は、聞けなくなった。
「山崎さんみたいな人でしょ?」
「ん。そうだな。」
瑛から、さらに聞かれると思わなかった
「なら、違う。屋根裏とかで、見張りしたりしないもん。」
「…………」
返す言葉が見つからない土方に
「でも、できるよ!!クナイとか、わりと上手だったよ? 屋根上がったりも!!」
「山崎と一緒じゃねぇか!!!」
無邪気に語る瑛につっこみを入れるが
瑛は首を傾げる 「そうなの?」
あまりの自覚のなさに、土方は諦めた
「まぁいい。気をつけろ!!」
「はい!!」
裏方の手伝いに瑛が行くことになった
皆がダメ!と反対したが
「武術の心得があります。平気です!
あたしも、役に立ちたい!!
山崎さん、見たいし!!」
「山崎を見たいだけだろ…はあ。」
土方がため息をつく
「連絡役に永倉と斉藤にも行って貰うから…何かあったら、すぐに言え。」
「はい!」
「… 瑛。お前…その…忍の類か?」
過去に触れることは初めて、土方がボソボソ聞く
首を傾げ
「んー違うかな…?」
質問を質問で返され、なんとなくそれ以上は、聞けなくなった。
「山崎さんみたいな人でしょ?」
「ん。そうだな。」
瑛から、さらに聞かれると思わなかった
「なら、違う。屋根裏とかで、見張りしたりしないもん。」
「…………」
返す言葉が見つからない土方に
「でも、できるよ!!クナイとか、わりと上手だったよ? 屋根上がったりも!!」
「山崎と一緒じゃねぇか!!!」
無邪気に語る瑛につっこみを入れるが
瑛は首を傾げる 「そうなの?」
あまりの自覚のなさに、土方は諦めた
「まぁいい。気をつけろ!!」
「はい!!」