夢幻泡影

その頃屯所では…


島田が長州の侍を尾行して旅籠に入る瑛を見たと土方に報告が上がっていた


「島田、幹部を集めてくれ」



『瑛が間者かもしれない…信じられないが、長州の者と旅籠で待ち合わせ…まさか瑛が…』


山崎は、先に旅籠に入った為、島田に見られなかった


『俺は、瑛を信じてやりたい。
だが、副長として新選組を守る為、疑わなければいけねぇ。
ごめんな。瑛…』
< 59 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop