あの日あの場所で、凍りついた時間が…
.



朝6時。
看護師さんが起床ですよーと私を起こしに来てくれた。




んーーーっと言いながら目をさますと窓から明るい光が差し込んでいた。






そうだ今日はいよいよ手術の日なんだ。
はぁとため息をつくと私は看護師さんから今日の手術までの予定について指示を受けた。










そして私はその指示通りに動く。



6:30______________




私はシャワールームへ向かった。
手術をする前は必ずシャワーで体を洗ってから受けてねと指示を受けるそうだ。





6:50______________





シャワーが終わりルームから出て自分の病室へ歩いて行くと途中にデイルームといってみんなでお話ししたりテレビを見たりして過ごす場所がある。






そこを通り過ぎようとするとそこから澪音!と私を呼ぶ声が聞こえた。






私は声がした方を向くとそこには私の家族、そしておばあちゃんやおじいちゃんがいた。







おばあちゃんとおじいちゃんは私が手術不安だろうと励ますために来てくれたみたい。






そんなおばあちゃん達に私はすごく励まされた。





「澪音!手術頑張りやぁ」



そういっておじいちゃんは肩を揉んでくれた。
おばあちゃんは手を振ってくれた。




「ありがとう!頑張る〜」





そういって私は自分の病室へ向かうとそこには起こしてくれた看護師さんが待っていた。







そして部屋に入った私に気がつくと




「よし、じゃあそろそろ行こうね」




そういって車椅子を用意してくれた。
車椅子なんてなくてもまだ歩けるのにな...




そう言いながらもちゃっかり私は車椅子に座る。





そして二階にある手術室へ向かった。





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