先生と太陽。
第一章:独
―ブーッブーッ
携帯が必死に震えているのを私は右手で止めた
―数分後
まだ半分しか開かない目を必死にあけて、さっき鳴っていた携帯の画面を見る
―メール一件
私はそれを確認すると誰もいない部屋で大きなため息をした
「うざ―・・・」
そう言う口とは裏腹に指は素早いほど滑らかにボタンの上をすべる
私は送信ボタンを押すと画面の右上にあるデジタル表示の時計を見た
19:00
体内時計が狂ってる
私はそれを見て苦笑いをした
でもしょうがないのかもしれない
だって...ねえ?