初恋イチゴ。˚*
「え?なんで?」
「な、なんでって…」
春也くんはいたって普通のつもりだろうけど
私は慣れてないから少しだけ怖い
「追い詰めるなってさ、追い詰まることをされてるからじゃねーの?
そしたら翠なんてやめたがいいんじゃね?」
う……
確かにそれを言われてしまえば何も言えない…
「で、でも…
春也くんにとって三浦くんは仲いいのにそんなこと言っていいの?」
なんとなくだけど嫌な気がするんだ…
私の感はあまり当たらないけど…
だけどなんか胸騒ぎがする
「はぁ〜そんなに言わせたい?」
「え?何を…?」
聞き返すと春也くんは私の耳元に近づいてきて
耳打ちをしてきた
「俺、夏恋のこと好きだから」
「っ!?」