初恋イチゴ。˚*




「これからもいっぱい悩むと思う
その時は今の結苺の言葉を思い出してみる」





「うんっ!」











私の言葉を思い出して元気を出してくれるなんてすごく嬉しい




それは翠くんから私の存在を認めてもらったみたいな感覚











「ありがとう結苺

それにしても…情けないな俺」











耳まで真っ赤に染めた翠くんから離れる




泣いたこと恥ずかしいのかな?






かく言う私も大胆なことをしたと今すごく恥ずかしくて顔が真っ赤だと思う










「全然情けなくないよ!
これから何かあったら私に言ってね♪」











こんな自分でも役に立てることならなんでもするから



だから事情を知ってる私に話した方がいいと思うし



なんでも話してほしい





私がそう言うと翠くんは私の頭をポンポンとして微笑んでくれる











「ありがと
結苺も辛くなったら相談していいからね?」





「うん♪」











翠くんに頭ポンポンされるなんて…


何度夢に見たことか…




それが現実になって本当に嬉しいんだよ?







もし、翠くんが私の気持ち知ったら


どうなるのかな??






まぁ、今はまだナイショだけどね





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