初恋イチゴ。˚*
ふと、時計を見ると12時を回っていた
今年のクリスマスは
翠くんと電話をしたのにこんなにも気が重い
私は役に立ててるかな?
「そうだ…」
一番なんでも知ってそうな春也くんに
メッセージを送る
『起きてますか?』
送ると直ぐに既読になった
暇だったのかな?
『おきてる』
ぶっきらぼうな春也くんらしい文だな
『さっき翠くんと電話をしたんだけど
事情を教えてもらったの。
春也くんは知ってた??』
これもまたすぐに返事が来る
『あぁ。今日連絡きた
夏恋も知ってるぞ。』
『そうなんだ…』
『大丈夫だ。心配するな』
ただそれだけの文なのに私の気持ちなんて知っているかの様な事を言ってくる春也くん
そして私はその言葉が欲しかったのかもしれない
大丈夫だよね
きっと…大丈夫。