初恋イチゴ。˚*
restart>>3




告白してから数日



あれから翠くんは変わらずに接してくれる





本当に優しいな…











「もうすぐで2年だな〜」











と、突然春也くんがぼやく





確かに気付けばもうそんな時期かぁ〜











「早いよ〜っ!
来年も結苺と同じクラスがいいっ!」





「私も同じクラスがいいよ夏恋ちゃん…」











これまでずっと同じクラスだったから
今更離れるなんて怖いもん











「結苺〜〜…
なんでそんなに可愛いのっ」











そう言ってギューって抱きしめてくる夏恋ちゃん




いやいや、こうやってギュッてしてくれる
夏恋ちゃんの方が可愛いよっ











「夏恋ちゃんの可愛さには叶わないよ〜♪」





「いやいや〜っ」





「またまた〜っ」











でへへっと笑うわたし達




それを見ていた春也くんは思いっきり
ゲッとした顔をしている











「でへへっとかキモチワルイ」












ひ、ひど!!



最近春也くんのひどさ倍増してるよ!



5倍くらいになってる!











「な〜翠
キモチワルイと思わねー?」











突然話を振られた翠くんは一瞬の間があったけど


ニコリともせずに首を横に振る











「全然普通だよ
そーゆー春也が一番キモチワ…「俺がなんだって??」」











キモチワルイと最後まで言わせなかった



さすが春也くん






やっぱすごさが違うよね〜笑"





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