初恋イチゴ。˚*
「ど、どうしたの??」
「どうしたじゃないよ〜
大丈夫??」
また夏恋ちゃんはそんな心配そうな顔をして…
心配ばかりかけてるなぁ自分
「私じゃダメだったんだよ
でもそんなすぐには諦めれない」
「結苺…
私…結苺のことなんでも支えたい!」
「ありがとう♪」
もう十分支えられてるよ
私がまたボーっとしそうになると春也くんから腕を掴まれた
「ちょっと来い」
「えっ!?」
夏恋ちゃんに助けを求めるけど
ニコニコっと笑ってるだけで何もしてくれない
たすけてーーーーー怖いよっ!
春也くんの力に叶うわけもなく
必死の抵抗なんてもろともしないで
屋上に連れ出す
あ〜…前もこんなことあったな
デジャヴだ
そして目の前には真剣な表情の春也くん
私は一体なにを怒らせてしまったのだろう?
春也くんはジーッと私を見ると
予想外に弱々しい顔になる