初恋イチゴ。˚*
保健室に着いた時には私の息はゼーゼーもの
体力ないんだって〜…
「はぁ…はぁ…」
「え?結苺めっちゃ息あがってんな
体力無さすぎだろ」
春也くんは呆れ半分、バカにしてるの半分で言ってくる
翠くん知ってたのにひどいよ〜
「相変わらず運動オンチだね〜」
「もうっ、二人が走らせるから〜」
「「あれで疲れる結苺がおかしい」」
翠くんと春也くんはそんな声をハモらせて言いました
そう言われれば反論なんて出来ない
「と、とりあえずっ
消毒液を〜っと」
これ以上バカにされたくなかったから
先生のいない保健室の消毒液を探し出す
「ここにあるよ」
あっと言う間に見つけた翠くん
私が受け取ろうとするけど
翠くんは消毒液を渡してくれない
ど、どうしたんだろ?