初恋イチゴ。˚*




保健室に着いた時には私の息はゼーゼーもの


体力ないんだって〜…











「はぁ…はぁ…」





「え?結苺めっちゃ息あがってんな
体力無さすぎだろ」











春也くんは呆れ半分、バカにしてるの半分で言ってくる



翠くん知ってたのにひどいよ〜











「相変わらず運動オンチだね〜」





「もうっ、二人が走らせるから〜」





「「あれで疲れる結苺がおかしい」」











翠くんと春也くんはそんな声をハモらせて言いました





そう言われれば反論なんて出来ない











「と、とりあえずっ
消毒液を〜っと」











これ以上バカにされたくなかったから
先生のいない保健室の消毒液を探し出す











「ここにあるよ」











あっと言う間に見つけた翠くん



私が受け取ろうとするけど
翠くんは消毒液を渡してくれない







ど、どうしたんだろ?






< 167 / 306 >

この作品をシェア

pagetop