初恋イチゴ。˚*
「あの…離してください」
「え?」
「え?」
「ええ?」
「ええ?」
はい、ちょっとふざけました笑"
二人で変なことをしていると
郁己くんは笑い始める
「お前ウケるな!
って訳で本題!なんで泣いてた?」
「…なんでもないです」
無遠慮な質問
泣いてても聞かないでくれた方が良かった
あんまり思い出したくないし…
私の表情から何かを察したのか
郁己くんはうんうんと頷き始める
「ずばり!彼氏か好きな人にふられたな?
もしくは彼女ができたとかそのへんだろ?」
「うっ…」
ばれてる…
おそるべし観察力
「好きな人に彼女が出来ました」
郁己くんの放つふぁー!ってした感じからか
私はポツリポツリと話始める