初恋イチゴ。˚*




「小学校の頃から好きで
でも私は話しかける事すら出来なくて…中2のときに私の親友とその人は付き合いました

でも去年の今頃に別れてしまって…

それから私なりに頑張って話せるようになったんです」











本当に頑張ったとおもう



でも結局何も効果はなかったんだけどさ…











「でも今年に一つしたの後輩がライバルになってしまって…

今日、その子が好きな人に告白したんです
でも好きな人はまだ親友のこと引きずってて

それでも付き合いたいって押し倒してキスして…
泣き初めて好きな人は断りきれなかったんです

それで付き合うことに…」











一通り話終えると郁己くんは腕を組み、悩んでいる様子











「なんでその場面を知ってるの??」





「たまたま教室の前を通ったら
聞こえて来て、覗いちゃいました」





「おー、覗き見か!」











なんだか聞いてるようで聞いてない?

適当な感じだな〜




まぁだからこそ話そうと思ったんだけど…











「まぁそーゆーのは長続きしねーよ
それで諦めたかったら諦めればいい
その時は俺が慰めてやるよっ!」











最後の一言はいらないけど…



意外と頼りになる人かも











「ありがとうございます!」





「おう!
あ!あと、郁己くんってのは俺と二人っきりの時だけで、後は郁己先輩な!」





「え?あ、はい」











なんでだろ?



私の心の声を読んだのか読んでいないのか

付け足す











「そっちのほうが可愛いし
萌えるじゃんっ?」





「…………」











どうやらとんでもない先輩と出会ったようです





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