初恋イチゴ。˚*




『なに…してるのかな?』











完全になんとなくだった


みんながかっこいいとか好きっていう気持ちがわかりたかったのかもしれない

どんな人なのか知りたくなったのかもしれない






理由は何であれ私は立ち止まって三浦くんを見ていた











『あ、チビ…ってでかくなったなぁ
今度からデブにする!』











猫にそう話しかける姿




そして猫に顔を舐められたらくすぐったそうに











『やめろって!』











すごく無邪気に笑った




その時完全に一目惚れだったんだと思う




猫にあんな顔で笑いかける笑顔が眩しくて
とても素敵な笑顔で




私にもああして笑ってくれないかな?
なんて思って…これが恋だって気づいた






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「ってわけなの」











春也くんに話終えて目が合う





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