初恋イチゴ。˚*
「あ〜あいつの無邪気な笑顔ってそうそう見れねぇもんな」
そうなの…
あれ以来同じクラスで春也くんと時々話してて無邪気に笑うことしか見ることはなかったんだけど
最近はよく見る
私には決して向けられない…
そう、夏恋ちゃんに向けて無邪気に笑うの
「あいつはさ、本当に夏恋が好きなんだよ
きっと結苺が翠のこと思ってるくらい」
ずっと見てきたんだもんわかるよ
「だけど俺は負けたくねぇと思ってる
結苺はずっと隣で見てるだけでいいの?」
「……仕方ないんだよ…」
仕方ない
私が先に動かなかったんだから
それに夏恋ちゃんを邪魔したいなんて思ってない
「仕方ないって…ばばぁかお前は!!」
「えっ…」
いきなり怒られたことにびっくりしたし戸惑う