初恋イチゴ。˚*
翠くんに告白しよう
彼女がいる。けど、好きではない
それなら告白だって許してくれるはずだ
急がなきゃ翠くん帰っちゃう!
私が急いで下駄箱に行こうと走っていると…
「ゆーいん !
急いでどーした?」
いつものごとく郁己先輩が絡んで来たっ
急がなきゃなのに…無視するわけにはいかないし…
私が事情を話そうとすると
顎に手を当ててうむうむと頷く
「片倉に想いを伝えようとしているな?
動き出そうってことか」
「えっ…」
なんでわかるの!?こわいっ
いつも郁己先輩は何でもお見通しすぎて怖い
「そ〜か〜
じゃあそろそろ俺も本腰入れようかね
手伝ってやるよゆーいん」
「ええっ!?」
思わぬ展開になってしまった…