初恋イチゴ。˚*




「いや、なんか言わなきゃいけないって思った」











よくわからない


三浦くんは謎も多いからなぁ











「なんか、夏恋にすごい笑顔で返してたから
言わなきゃいけない気分になった」











私も夏恋ちゃんもわからない顔をしていたからか、説明を付け加えてくれるけどよくわからない











「結苺いつも笑うよ?」











それに何が珍しいんだろう?と言った感じで夏恋ちゃんは返す











「始めてみたかも…?
いや、わからない」











まぁこの会話でわかったこと


笑っていた事を思い出せないくらいに
三浦くんの中の私は存在が薄いということ







またいつものようにネガティブになりかけるけど今日からの私は違うんだ!





new結苺だから!!











「でも確かに今日の結苺なんか
ニコニコしてていつも可愛いけどいつも以上に可愛い♪」











そう言って気づいてくれる夏恋ちゃん











「ほ、ほんと!?」





「うん♪
ずっとそんな結苺でいなよ♪」





「う、うん♪」











ちょっと気恥ずかしいな





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