初恋イチゴ。˚*




「結苺の満面の笑顔」





「えっ??」










変な顔でもしてたかなぁ?










「やっと俺にも向けてくれたね」





「えっ!?」











私向けたことあったような…


でも思い出すのに苦労するくらい少ないかも…




だから辛気臭いって言われるのかな?











「笑って欲しいならいつでも笑ってあげる〜♪」











私がわざと冗談っぽく言うと
翠くんが楽しげに目を細める











「じゃあ笑っていてくださ〜い」





「任せてくれたまえ!」











そう言って笑い合う





こんな時が幸せだなぁ


付き合えたらこれが続くんだろうな…


いいな…翠くんの好きな人…








最後にそんな切ない気持ちを持ったまま

クリスマスを終えてしまった





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