初恋イチゴ。˚*
彼女達が立ち去ったあと
翠くんと話しながら教室へ向かう
「翠くん、ありがとう」
「なーんのーことー?」
私が微笑むと翠くんは真逆を向きながら
とぼける
そんな翠くんが愛しくて愛しくて…
大好きだなぁって思う
「でも女の子の胸ぐら掴むのはやりすぎだよ〜」
あんなに怖がってたって事は相当だったんだと思う
まぁそんなことも嬉しいと思ってしまうんだけどさ?
「うん、反省してます」
「それならいいんだよ♪」
ほんと、素直で優しい
でもね
そんな事されたら勘違いしちゃうよ
滅多に怒らない翠くんが怒ったなんて
ちょっとは特別だと思ってもらってる?
って勘違いヤローになっちゃう
「このことは春也と夏恋にはナイショな?」
「う、うんっ♪」
ナイショって…♪
二人だけの隠し事みたい♪
そうやって浮かれながら教室へ向かいました