初恋イチゴ。˚*




「ボーっとしてどうしたの??」





「あ、夏恋ちゃん」











心配そうに見てきたのは
私が待っていた人物
戸松 夏恋(とまつ かれん)ちゃん


中学校からの親友




そして私の好きな人三浦くんの彼女さん











「あ、夏恋!
今日一緒に帰れないごめんね?」





「大丈夫だよ♪
バイト?頑張ってね!」





「うん、ありがとう」











極自然に夏恋ちゃんの頭をポンポンと撫でて
親友の松豊 春也(まつとよ はるや)くんの元に戻っていく三浦くん





こうやって隣で二人がイチャつくのは日常茶飯事



だって私が三浦くんが好きってことは
親友の夏恋ちゃんにも言ってないから











「ざ、残念だったね夏恋ちゃん」





「ん、まぁ仕方ないよー♪」





「そ、そうだね」











二人は中学2年の時から付き合っている


私が思い切って夏恋ちゃんに三浦くんが好きなの!
っていおうと決意した日に付き合ってしまった






< 3 / 306 >

この作品をシェア

pagetop