初恋イチゴ。˚*
「ボーっとしてどうしたの??」
「あ、夏恋ちゃん」
心配そうに見てきたのは
私が待っていた人物
戸松 夏恋(とまつ かれん)ちゃん
中学校からの親友
そして私の好きな人三浦くんの彼女さん
「あ、夏恋!
今日一緒に帰れないごめんね?」
「大丈夫だよ♪
バイト?頑張ってね!」
「うん、ありがとう」
極自然に夏恋ちゃんの頭をポンポンと撫でて
親友の松豊 春也(まつとよ はるや)くんの元に戻っていく三浦くん
こうやって隣で二人がイチャつくのは日常茶飯事
だって私が三浦くんが好きってことは
親友の夏恋ちゃんにも言ってないから
「ざ、残念だったね夏恋ちゃん」
「ん、まぁ仕方ないよー♪」
「そ、そうだね」
二人は中学2年の時から付き合っている
私が思い切って夏恋ちゃんに三浦くんが好きなの!
っていおうと決意した日に付き合ってしまった