初恋イチゴ。˚*
幸い保健室の先生は出張でいないから
私達2人だけ
「ごめん…結苺…」
「大丈夫だよ
夏恋ちゃんこそ混乱しちゃったよね…」
「うん…」
こんなに動揺している夏恋ちゃん始めてみた
私が夏恋ちゃんにしてあげれることって
側にいて支えることしか出来ない
いや、支えることも出来てないかもしれないけど
「私ね…最低なの…」
「え??」
泣くのを必死に我慢している夏恋ちゃんが
唐突にそう呟いた
「私でよければ聞くよ??」
「嫌いに…ならないでね?」
「あたりまえだよ♪」
私が夏恋ちゃんを嫌いになんてなれるわけがないのに
夏恋ちゃんはただひたすら唇を噛み締めて
私を正面から見つめる