初恋イチゴ。˚*
「はぁ〜…
じゃあご飯食べる?」
「まじで!?」
翠くんがそう言うと
目を輝かせて立ち上がる春也くん
この二人おもしろいな笑"
「うん、多分もうできてると思うよ」
「俺らもいいの!?」
「どうぞ」
「やったーー!!
マジ神!翠はやっぱ話が早いな!」
「あ〜はいはい、ありがとーございます」
春也くんはウキウキで階段を下りていく
え?本当に食べるの?
「わ、私いいよ!おうちの人に悪いから…」
私が断ると春也くんの後ろ姿を困ったように見ながら笑う翠くん
「食べていきなよ
あいつが食べるならみんな食べた方が家族も喜ぶ」
「そ、そうかな…?」
「うん
ほら!夏恋も結苺も早く行くよ!」
そう言って翠くんも階段を下りてしまう
いいのだろうか…?
「じゃあ行こっか結苺!
心配しなくてもそんな小さい事にこだわる人達じゃないよ!」
「う、うん」
夏恋ちゃんも食べるなら私も食べよう
急いでみんなのあとを追ってリビングに入る