初恋イチゴ。˚*




「ずっとずっと好きだったの!
小学校4年の時に一目惚れしてからずっと!」











私は勢いが崩れない間に言ってしまう




夏恋ちゃん…ごめんね











「小学校4年って…
わ、私が翠くんと付き合ってる時もずっと?」





「うん!」











それを聞くと夏恋ちゃんは目を見張る











「ご、ごめん!!!
ごめんね気づいてあげれなくて…」











だけどすぐに私の手を取って謝ってくれる




でも私は謝られることされてないよ











「ううん
私は本気で二人に幸せになって欲しいとも思ってたからいいんだよ♪」





「ご、ごめん!!」











全くもう
夏恋ちゃんは謝るのが大好きなんだから










「謝らないで?
こう言うと誤解されるかもしれないけど、夏恋ちゃんと翠くんが付き合っていたから私も翠くんと仲良くなることができたの
ありがとう♪」











最近は本当にそう思う


私は夏恋ちゃんに感謝しなくちゃいけない











「そ、そんなこと…
でも私応援してる!!なんでも言ってね!?」





「うん♪夏恋ちゃんもなんでも言ってね?」











私が言ったんだもん
夏恋ちゃんのはっきりした気持ち聞いたことないから聞きたい






私がジーッと見つめると
観念したように微笑む





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