初恋イチゴ。˚*




「そう言えば、行くところってどこ?」











翠くんは話しを180度変えてきた











「そうだった!」











翠くんの家族にしてあげれることは
何か少しでもあげること!


だからケーキかなにか買おうと思ってたんだった!


早くしないと閉まっちゃうっ!











「ケーキ屋さんにいきたいの!」





「そっか、着いていくよ」





「ありがとうっ!」











急ぐため走って行く




でも…











「はぁ…はぁ……ま、まって…」











残念ながら運動神経ゼロなんです私…



翠くんは運動神経抜群だから息も乱れていない
急ぐって言ったの私なのに申し訳ない…











「すごく…申し訳ないです…ごめんなさい」











息絶え絶えに謝ると何が面白かったのか翠くんはまたあの無邪気な笑顔で声を出して笑う











「あははっ!本当に面白いな結苺はっ
すぐ謝るんだもんな〜」











正直な所翠くんの笑うツボがわからない



けど面白いって言ってもらえるのは素直に嬉しい





< 84 / 306 >

この作品をシェア

pagetop