初恋イチゴ。˚*




そしてギリギリ8時3分前についた!



ケーキ屋さんに入るとすごく甘くて美味しそうな匂い











「あら?翠くん!
久しぶり〜♪彼女さん?」





「久しぶりです
違いますよ、友達です」





「そうなのね〜
お父さんとお母さん元気?」





「元気過ぎて困りますよー」











私がどれがいいか選んでいると、翠くんと翠くんの知り合いであろう方が話している





お父さんとお母さんってでてきたってことは
両親と知り合いなのかな?わからない





ここでもまた悩んでいると、翠くんが私を見ていることに気がついた











「ご、ごめんっ!
遅いよね…」





「いや?何個買うの?」





「えっと…」











お父さんとお母さん、姉の花凪先輩、妹の咲姫ちゃん、弟の碧くん、妹の緋菜ちゃん、翠くん

だから〜…











「7個!」





「すごい食べるね
もしかして誰かにあげるとか?」











き、気づかれたっ!!!




ここは素直に言うべきだよね











「うん!お世話になったから
翠くんの御家族さんにと思って…」











私がそう言うと翠くんは一瞬きょとんとしたけど、すぐに戻る





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