花田くん



《唯葉》



なんか公園につれてこられた。


ベンチに座らされた。


あいつ…どっかいった。


なんなんだ!女の子を1人おいていって!


わたしは、ベンチの上でうずくまった。



" コツンっ"


「いたいっ」


見上げると、ココアをもって、あいつが立っていた。



" ん"


ココアを差し出すあいつ。


「あ、ありがと。」


「うん」



それだけ言って、あいつは、私の隣に座った、



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