花田くん
《光》
茶色というより、
すっげー薄茶色の髪。
髪型は、ボブ。あんまり好きじゃないかなー
目の色。透きとおってて、薄茶色、
大きな瞳。
身長、ちび。
おそらく、150あるかないか。
久しぶりに女子に興味をもった。
シカトして、どっかいった
隣のクラスのやつ。
「光、おまえ、なにボーっとしてんの」
こいつは、俺の幼馴染み、
原口 誠
「いやー今のやつシカトしてどっかいったからさ」
「え!あの子、ちょーかわいいじゃん!」
「え、まじで」
「え!めっちゃかわいいじゃん!」
「ねらうの?」
「ねらわねーよwおまえにあげる」
誠が珍しく真面目な顔をしたから
びびった
「おれ、いらねーよw」
おれ、いつものペースを崩さないように
ほほえんだ。
すると、思いも寄らない言葉がかえってきた、誠から。。
「似てるだろ、あいつに、近藤 七海に」
近藤 七海。おれの、最後の恋人
中2の5月から、3月まで、10ヶ月間
つきあってた。
あの事件がおこるまでは。