二重人格なあいつ
「あら、愛華ちゃんおはよ~♪毎日
大変ねえ、変装なんかして~それに
しても今日は早いわねえ~。」
母さんがドアを開けた。
「おばちゃんおはよう♪まあでも黒い
カツラとカラコンだけだし!!あ今日は
春斗に様があって・・・」
「あらそうなの。春斗!!愛華ちゃんが
きたわよ!!あっ、そうそう!!!
今日もテレビで愛華ちゃん見たわよ♪
相変わらず可愛いわねえ♪♪」
「おばちゃんやめてよ~」
「本当の事よ~。お母さんに似たのね
うちのばかと並んで歩いたらうちの子
がかわいそうに見えるぐらいだもんね
~♪」
「そんなことないよ~。たぶんあたし
おばちゃんに似たんだよっ♪」
「嬉しい事言ってくれるわね~♪」
『あははははは~♪』
玄関で2人の会話が聞きたくなくても
聞こえるや。
行きたくねえなあ~・・・
ヤツは高校では『内藤愛美』として
通っている。
変装してても可愛い可愛いと学校中の人
気者だ。
俺がしぶしぶ玄関に向かうと母さんが怒
鳴った。
「こんな、可愛い子待たせていいと思っ
てるの!?さっさときなさい!!!」
「おばちゃんいいよ~」
「まあ優しい!!!ほら、さっさと靴はき
なさい」
「へいへ~い」
―――バタン―――
外へ出ると愛華が寄ってきて・・・
「昨日さあ・・・あたしがプールバッ
クをわざわざ4階までとどけに行って
あげたでしょう??」
昨日・・・??
ああ・・・俺がサッカーの朝練で先に
学校へ行ったときか・・・
あんときにプールバック忘れちゃった
んだよなあ・・・
「おう」
「だから300円払ってよ」
「は!?」
「それに階段を昇るとき角で弁慶打っ
ちゃったんだよねえ~。」
「お大事に・・・」
「これでテレビに映れなくなっちゃっ
たらどうしよ~!!これもアンタがプー
ルバック忘れたせいだよねえ・・・だ
からプラス500円ね」
はああ!?!?
コイツ何考えてんだ??
まあ昔からこうゆう性格だけど・・・
大変ねえ、変装なんかして~それに
しても今日は早いわねえ~。」
母さんがドアを開けた。
「おばちゃんおはよう♪まあでも黒い
カツラとカラコンだけだし!!あ今日は
春斗に様があって・・・」
「あらそうなの。春斗!!愛華ちゃんが
きたわよ!!あっ、そうそう!!!
今日もテレビで愛華ちゃん見たわよ♪
相変わらず可愛いわねえ♪♪」
「おばちゃんやめてよ~」
「本当の事よ~。お母さんに似たのね
うちのばかと並んで歩いたらうちの子
がかわいそうに見えるぐらいだもんね
~♪」
「そんなことないよ~。たぶんあたし
おばちゃんに似たんだよっ♪」
「嬉しい事言ってくれるわね~♪」
『あははははは~♪』
玄関で2人の会話が聞きたくなくても
聞こえるや。
行きたくねえなあ~・・・
ヤツは高校では『内藤愛美』として
通っている。
変装してても可愛い可愛いと学校中の人
気者だ。
俺がしぶしぶ玄関に向かうと母さんが怒
鳴った。
「こんな、可愛い子待たせていいと思っ
てるの!?さっさときなさい!!!」
「おばちゃんいいよ~」
「まあ優しい!!!ほら、さっさと靴はき
なさい」
「へいへ~い」
―――バタン―――
外へ出ると愛華が寄ってきて・・・
「昨日さあ・・・あたしがプールバッ
クをわざわざ4階までとどけに行って
あげたでしょう??」
昨日・・・??
ああ・・・俺がサッカーの朝練で先に
学校へ行ったときか・・・
あんときにプールバック忘れちゃった
んだよなあ・・・
「おう」
「だから300円払ってよ」
「は!?」
「それに階段を昇るとき角で弁慶打っ
ちゃったんだよねえ~。」
「お大事に・・・」
「これでテレビに映れなくなっちゃっ
たらどうしよ~!!これもアンタがプー
ルバック忘れたせいだよねえ・・・だ
からプラス500円ね」
はああ!?!?
コイツ何考えてんだ??
まあ昔からこうゆう性格だけど・・・