ヴァンパイア〜永遠の命
「水城!」
「葉月っ…?」
水城は、ボロボロだった…
水城は、全身から血が出ていて…
動けないほどだった…
「っ…」
「水城…!
今助けに…」
精一杯の声でいう、
「くっ…るな…!」
「なぁ、水城…俺は、
水城を、守れないほど、弱くない!」
「やっと来たか…
待ちくたびれたぜ!」
「お前がやったのか…?」
「ああ、そうだぜ、いい趣味だろ!」
「ふーん…
水城、そこで待ってろ、
すぐ片付ける…」
「片付ける?
無理だろ!?
あっははは」
葉月が…本気になった…
「クソがっ…」
見たら、もうあのおとこは、
倒れていた…