これは絶対に恋じゃない
「へぇ。そうなんだ!三枝ちゃん成績よかったもんね~」
「御池くんは、今、どこの大学?」
「オレ?オレは、星条大学の理工学部」
「星条大!?…御池くん、すごいね」
星条大学といえば、ここらで有名な私立大学だ。
関心する私に対し、
「いや、そんなことないよ。まぁ、星条受かったのは運が良かっただけ」
と、謙虚な御池くん。
「あ、もう駅近いね!凛、どの辺でおろそうか??」
加恵の言葉に、キョロキョロと、辺りを見回すと、駅近くの見慣れた景色が広がっていた。
「じゃあ、駅の前のコンビニらへんで」
「オッケー!徹、そこのコンビニにとめてあげて」
「りょーかい」