これは絶対に恋じゃない
「私はいつでも大丈夫よ。あ、晴海のこともせっかくだし、今、広瀬くんに聞いてみたら?」
「そうだね。聞いてみる」
舞香の言葉に頷いて、私はメッセージを作成する。
そんな私の目の前で
「お願いしまーす」
と、晴海は、軽く頭を下げていた。
『舞香は、いつでも大丈夫だって。あとね、舞香の他に私の友達をもう一人誘いたいなって思ってるんだけど、いいかな?』
『もちろん。じゃあ、こっちも3人で人数あわせていくよ』
先ほど同様に素早い返信でOKを貰った。
「晴海、広瀬くん大丈夫だよって。人数もあわせてくれるみたい」
その結果を、彼女にそう伝えると、
「ほんと!?やった!よし!今回こそ絶対にいい出会いにする!!」
いつにもまして、勢い込む晴海。