砂~限りある時間のなかで~
友情と感情
うつ状態になっていた私は学校に行く気もなかった。
でも、ナナセのラインを見て、
行かなきゃって思った。
ナナセに会えるのも、長いわけじゃないから。
今会わないと…。
熱が下がり、体調も戻った。
気持ち次第で体調ってよくなることもあるんだね。
学校に行くと、
クラスのみんなは私のことを心配してくれて、
「大丈夫?」
って私の席に駆けつけてくれた。
いつも深田くんばっかりに行ってる女子も。
「うん。もう、大丈夫だよ。」
「心配したんだから。1人じゃないんだから、抱え込まないでよ。」
ナナセは泣きそうな表情をして、
私に言った。
私が隠してることは、やっぱりナナセにはお見通しだったんだ。
でも、ナナセのラインを見て、
行かなきゃって思った。
ナナセに会えるのも、長いわけじゃないから。
今会わないと…。
熱が下がり、体調も戻った。
気持ち次第で体調ってよくなることもあるんだね。
学校に行くと、
クラスのみんなは私のことを心配してくれて、
「大丈夫?」
って私の席に駆けつけてくれた。
いつも深田くんばっかりに行ってる女子も。
「うん。もう、大丈夫だよ。」
「心配したんだから。1人じゃないんだから、抱え込まないでよ。」
ナナセは泣きそうな表情をして、
私に言った。
私が隠してることは、やっぱりナナセにはお見通しだったんだ。