砂~限りある時間のなかで~
深田くんって、天使みたい。


キュッ。


彼を考えると胸か締め付けられる。



「変なの…。」


私はそれを何事もなかったように、
眠りについた。



深田くんの良さは私でも分かるくらいに、
優しさで溢れてるんだって。


あんな人、他にいないって分かってる。
女子がみんなキャーキャー言う気持ち、
今にして共感した。

ただ、恋にはしたくない。


誰に対しても、同じように接する人だし、
私は好きになった人しか見れないような人だから、辛くなるかも…。



この時は今日だけ仲良くなっただけだと思ってた。
まさか、より深く彼と関わることになるなんて予想もしてなかった。



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