砂~限りある時間のなかで~
「あと1時間頑張れば昼休みだもん。大丈夫だって!」
「無理したらダメだからね?」
「はーい!」
どうせ対したことはないでしょ。痛み止め飲んでるし、すぐ治るし。
1時間したら昼休みだから、大丈夫。
そう思っていた。
病気のこと、ちゃんと理解してなかったんだ。
軽く見てた。
****
数学…。
頭が余計に痛くなるよ。
黒板に書かれる数字。
問題を解いていく。
数学は怖い先生だから、余計に苦痛。
授業が始まってから、30分が経過。
頭痛がひどくなってきた。
やっぱり保健室に行くべきだった。
今更ながら後悔。
変な汗出てきたし、やばい。
「西宮。」
先生が私を呼ぶ。
でも、ぼやけてきて返事も出来ない。
「無理したらダメだからね?」
「はーい!」
どうせ対したことはないでしょ。痛み止め飲んでるし、すぐ治るし。
1時間したら昼休みだから、大丈夫。
そう思っていた。
病気のこと、ちゃんと理解してなかったんだ。
軽く見てた。
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数学…。
頭が余計に痛くなるよ。
黒板に書かれる数字。
問題を解いていく。
数学は怖い先生だから、余計に苦痛。
授業が始まってから、30分が経過。
頭痛がひどくなってきた。
やっぱり保健室に行くべきだった。
今更ながら後悔。
変な汗出てきたし、やばい。
「西宮。」
先生が私を呼ぶ。
でも、ぼやけてきて返事も出来ない。