俺、お前に惚れてんだけど。


ホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間。



「え〜なになに?『今日は中学の卒業式でした。だけど、真田君に振られてしまった。か弱い女の子がタイプだったみたい。よく食う女は嫌だとか、ガサツなところは嫌いとかひどいことをたくさん言われたけど、もう思い出したくもない。あんな奴と付き合ってたなんて本当バカすぎる』」



えっ……?


それって……!


バッと布団を剥ぎ取って久間君を見た。



「ちょっと!人の日記を勝手に読まないでよっ!」



信じらんないっ!


ありえないっ!


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