堕ちるのに一秒もかからない


それから日はあっとゆう間に過ぎていき、待ちに待った土曜日。



ドキドキ半分緊張半分。



らしくない自分の心持ちに少しむずがゆくなっきた



『おーい、あや!いくぞー。』


『あ、はーーい!』


ライブハウスまでの道がわからないというと、一緒に行こうと言われ…



『あ、俺ちょっとコンビニ行きてぇんだけどーいい?』

現在に至る。

『いいよ、おにぃのおごりでアイスオレ買ってよね。』


『ハイハイ…』


繁華街の横に立つ小さなコンビニ。



あれ?ここってーーー。


不確かであやふやな記憶。



ピンポーンー。


『いらっしゃーーー…あや、か?』


『あ、やっぱここだったのか!』


そうだ!そうだ!ココってあおいのバイト先だっんだ!


すっかり忘れてたや!


『あおいー昨日ぶりー♡あ、アイスオレ1つ!』

『あ、うん。』


あれ?あおいなんか元気ない?


どうして?


あたし…なにかした?



『なぁ、あや、この子知り合いなのか?』


あっ!すっかり忘れていた!!!

おにぃの存在(爆笑)!



『あっ、ごめん!紹介まだだったよね!コレ!あやのおにぃちゃんこと神崎 ハルだよ!大学3年!』


『おに、ぃちゃん?』


『え?うん、おにぃ。』


『誰の?』


『あやの』

『本当に?』

『嘘なわけww』


『そっかぁ…。』


え、あれ?え?なに?(笑)


『もしかして、あおい…誤解してた?』



『えっ!?/////』



してないしてない!と言ってるけどー。



してるよね?
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