堕ちるのに一秒もかからない
とてつもないやつだな。
うん、って言わないで!!
そんなことなっちゃったらもうお肉食べれない!
って、そんな願いも儚く…
『そう?お邪魔してもいいかな?あおいちゃん?』
そ、そ、そんな可愛い顔で言わないで下さい…。
『ど、どうぞ。』
『やった、じゃあ食べよ食べよ!』
そう言ってすんなり私の横に座ったハルさん。
てっきり座るなら綾花の横だと思ってた。
なのに、私の横なんて…。
ドキドキした。
食べるなんて、思考はもう、なくて
ただ、胸が踊るくらいの嬉しさがひたすらに続いた。