堕ちるのに一秒もかからない
いまの彼女に関しての情報『白石さん』


だけ!




きっかけがあって、なにかを喋りてぇーなんて思っても機会がないから喋れない。




『ありがとうございましたー。』



レシートを受け取って店からでる。



外にでると冬の風が吹いてくる。


さみぃーーーーー!!!




目的地まで歩いて行く。





今週の土曜日もいつもと変わらず彼女がいた。




来週はーー…




なんて淡い期待を抱きながらプルタブを開けて、缶コーヒーを飲み干した。


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