年下彼氏はケダモノ彼氏!?
お茶会が始まってまだ1時間もたっていないのに沙羅ちゃんと七海が帰ってしまった。
しかもなんか棒読みに聞こえたし……。
「あーあ、どうしよっかな〜?」
急に暇になっちゃった。
……そうだ。
私は鞄をつかんで駆け出した。
°•*°•*°•*°•*
「えへへ。久しぶりだな〜」
私は5年ぶりにお父さんが最後の試合をしたサッカー会場にきた。
それだけじゃなくて、翔君と初めて会った場所なんだよね。