ド天然!? 魔女っ子の秘密【2】
*第4章*
親友
あたしと姫が街に出て被害に遭ったことを知った晴人さんとクリスさんは青ざめた。
結果的に姫は無事だったこと、脅威である聖獣を封印したことでお咎めはなかったけど、当分の間、姫はラトセーヌへの務め以外に城の外に出ることはできなくなった。
ほとんど軟禁状態で、自由行動をすることはできなくなったんだ。
それからあたしが魔法を使え泣くなったことはすぐに"ガーネット"にも通達された。
クリスさんとお父様の話し合いでは、とりあえず一日様子を見ようという話になったのだけど、次の日になってもあたしは魔法を使うことはできなかった。
そのためあたしは魔法が使えるようになるまで、姫の警護の任務から離れることになった。
…悔しい。悔しくてたまらない。
でも、魔法が使えないあたしがここにいる意味はないことはよく分かっていた。
任務から外れることが通告されてからは与えられていた部屋で一人荷物を纏めていた。
翔太は姫の警護でラトセーヌにいるから、あたしが城を出て行くときにも会うことはできないんだ。仕方のないことだけど。
ふと顔を上げると、ここにいたのも本当に短い間だったなと思う。
けれどその間にもたくさんのことがあった。
姫との出会い、警護、それから予想もしていなかった聖獣の襲撃。
結構、頑張ったんじゃない?
なんて、自分を褒めてみる。
結果的に姫は無事だったこと、脅威である聖獣を封印したことでお咎めはなかったけど、当分の間、姫はラトセーヌへの務め以外に城の外に出ることはできなくなった。
ほとんど軟禁状態で、自由行動をすることはできなくなったんだ。
それからあたしが魔法を使え泣くなったことはすぐに"ガーネット"にも通達された。
クリスさんとお父様の話し合いでは、とりあえず一日様子を見ようという話になったのだけど、次の日になってもあたしは魔法を使うことはできなかった。
そのためあたしは魔法が使えるようになるまで、姫の警護の任務から離れることになった。
…悔しい。悔しくてたまらない。
でも、魔法が使えないあたしがここにいる意味はないことはよく分かっていた。
任務から外れることが通告されてからは与えられていた部屋で一人荷物を纏めていた。
翔太は姫の警護でラトセーヌにいるから、あたしが城を出て行くときにも会うことはできないんだ。仕方のないことだけど。
ふと顔を上げると、ここにいたのも本当に短い間だったなと思う。
けれどその間にもたくさんのことがあった。
姫との出会い、警護、それから予想もしていなかった聖獣の襲撃。
結構、頑張ったんじゃない?
なんて、自分を褒めてみる。