距離
目が覚めると裕真が心配そうに私の手を握っていた。
初めて自分が本当に泣いていたことに気付く。

私はポツリポツリと夢の内容を告げると、裕真は夢で見たような悲しい顔をしたので、私はまた涙を流した。
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